作品ごとにストーリーとキャラクターを振り返っています。
こういう話を描きたかったよ、最初の予定ではこうだったよといった内容です。
がっつり物語の詳細、核心に触れています。
現在、シリーズものは完結してるかキリのいいところまでアップしています。
先にここを読んでからでも、小説を読んだ後でも、お好きな時に開いてみてください。

無理にきかないで

ストーリー

強がりセンチメンタリストと穏やかおおらかな人間の組み合わせ①
プロットなどの用意がない見切り発車作品。漫画一話描き終えて次はどうしようか考えながら描いていた
珍しく人が死ぬ。
タイトルは「自分のことを深掘りされたくないヨウコ」と「心からの願い事を引き出されてる陽太」から。
自創作あるある「食べ物を分け与えるシチュエーション」てんこ盛り。
BLかそうじゃないか読む人によって変わるかな?変わったらいいな…と思っているので「ブロマンス?」と表記している。ブロマンス好きな人に怒られるかもしれない。
お互いを気の毒に思う二人。そして放っておけない。可哀想だた惚れたって事かも。

ワガママ人外プリンセスを描く予定が人間臭くなってしまった。
短絡的で個人主義な人が多い世界にいた。ヨウコは仲のいい人と「これってこうだと思うけど君はどう思う?」って談笑レベルの会話をしたい。だけど、みんな普段そんなこと考えないから頭がいい人だと尊敬されたり、変な人って敬遠される。友人はいたけど「またヨウコが難しいこと言ってるよ」って共感されない。
陽太みたいに「まったくやれやれヨウコは手がかかりますなぁ」と構われるは初めて。戸惑ったけど心地よくなってきた。この人間を欲しいと思った。手に入って良かったね。ラッキーボーイです。

漫画版だと欲なさすぎ物分かり良すぎ。「普通の少年」らしくするために小説版で趣味や友達とのやり取り、ちょっと気になる女子などの要素を追加。
ヨウコがやらかさなかったら30歳前後まで生きた。ちょいちょい死にかけてる。
向こうの世界ではヨウコのお気に入りだって物珍しく見られる。でも愛想あるし周りとは上手くやっていけると思う。
ヨウコの容姿の幼さが陽太の庇護欲に火を点けたけど優しいから大人の姿でも面倒見は良かった。
名無しの期間が長かった。「陽」の字が入っていそうと言ってもらったことで直感で「陽太」と命名。音を意識しなかったので「ヨウコ」と被ってる名前を付けたことにしばらく気づけなかった。それもまた運命的だなあ。

情熱冷めるまで

ストーリー

強がりセンチメンタリストと穏やかおおらかな人間の組み合わせ②
『無理にきかないで』の二人が曖昧な仲なのでしっかりBLだと言える話にしたかった。
一目惚れ同士の話。気が合う。相手の常識が自分の未知の領域でもいい刺激になる。ミュージカルの世界の住人になれる二人。
音楽と深川への親愛を込めた『情熱冷めるまで』。
弟と三郷にずっと輝いていてほしいという願いの眼差しの『Gold can Stay』。
二人の思いは熱を帯びていて、冷え切るまでは一緒にいられる。だけどそんな日は来ない。ありえない。もし離れ離れになるならそれはどちらかが死ぬ日だよ。そんなタイトル。
「見る・見られる」の関係も描きたかった。

初期のキャラデザコンセプトは黒柴。昭和の名優っぽさ出したくて前髪の分け目や眉の太さを決めた。
一言、二言会話を交わしただけで育ちの良さがにじみ出るような子にしたかった。学校関係者(深川以外)には敬語キャラを貫いているのでどこかミステリアスな印象を持たれるけど全くそんなことない。
ロマンチストで、いつかやって来るであろう初恋を心待ちにしていた。性別や年齢を想定することはなかったと思う。
深川とは初対面なのにどこかで会ったことある?と感じるくらい顔や声、話し方に親しみが持てた。ちと乱暴なところに翻弄されるけどそれもクセになってる。ずっと会いたかった人です。

最初はジャックラッセルテリアのイメージでもっと溌剌とした破天荒だった。擦れた。
顔も今より女性的というか子供っぽい顔つきだった。描いてるうちに年相応になった。
幼少から唯一褒めらる絵が楽しいだけじゃなくなった。だけど、絶対に楽しい部分はあるから誰でも気軽に絵を描くべきだという持論がある。中三の受験期は本気で「俺以外のやつは絵を描くな!!」と思っていた。クロッキーでグロッキー。
今まで女性にしかそういう感情や欲を抱いたことなくて、自分でもなんで?と思うけど三郷を見てると好きになる要素ばかりでどうしようもない。ここら辺は後で書きたい。
ブラコンというわけではないけどかなり弟のことを気にかけているかもしれない。

突然春は跳ねる

ストーリー

『情熱冷めるめるまで』とセットのような話。作中の時間軸同じ。
彼らと違って一目惚れではない。好きなものなど共通点も少ない。
男子たちが由緒正しいステップで踊るなら、彼女たちは思うがままにぴょんぴょんくるくる回ってる。ワイルド。
風が吹いて恋に落ちる。
タイトルは磐井の人生に長山が飛び込んできたイメージ。
『スプリング・スプリング・スプリング』はいい加減に題名付けたけど "sprig" にいくつか長山らしい意味も含まれててピッタリかも。

淡々としている。あまり物事を深く考えない。すぐ忘れるけど人の話は一応なんとなく聞いておく。いいことも悪いこともたくさん素通りしてきた。
あまり周囲にいないタイプだった長山が新鮮ではまった。これからどんどん口説いていく予定。
秋西の告白は断れなかった。間違えて快速電車乗っちゃった…まぁいっか…と思ってたらキリがいいところで知らない駅に降ろされた。少しさみしいけど仕方がない。
今後、秋西の話題が出てきても彼自身は登場する予定はない。百合に挟まらないので安心。
陸上のことは何もわからないので細かいことは決めてない。走るということだけ。長距離かな?
初期案では高飛車ガムシャラお嬢様だった。そんな人がものすごく元気な人に振り回されてたら楽しいと思ったけど話が膨らまなかった。

家族にたっぷり愛されて育った人懐っこい人見知り知らず。他人の長所を見つけるのが得意なのである意味惚れっぽい。ずっと片思い。ポジティブだけど自己肯定感は低いかも。
誰とでも友人にはなれるのに小学校の親友とは音信不通、中学の仲良し二人とは絶好とあまり交友関係の運は良くない。
磐井と友達になれただけで上出来だった。これから始まる磐井からのアプローチにたじたじになるも「いわちゃんってば天然たらしなんだから!」で済ませようとする。あなたにだけです。
作中で女子の涙を男子に見せたくないので坂でズッコケた話では我慢させた。いつか八班の三人で嬉し泣きしようね。
最初は型破りな猪突猛進イケイケドンドン娘の予定だったが絆創膏だらけのひたむきな子になった。元気なのは変わらず。

君よ動けるならば

ストーリー

『無理にきかないで』の後に描き始めたSF。
漫画では中三だったのに小説でうっかり中二にしていた。少年少女14歳理論(注)なので結果オーライ。
宇宙行くか行かないかはっきり描かないで終わらせた。ジュブナイルにしたいのに夏休みの冒険は重要ではなかった。
タイトルに意味はない。

注:創作上で13歳では幼すぎ、15歳だと大人に近づきすぎみたいなやつを勝手にそう呼んでいます。

勉強も運動もできるけど決して鼻にかけず、清潔感があって親切で穏やかな少年。顔に似合わずたまにバッサリものをいうこともあるのでちょっと怖い人だと思ってる人もいる。
思春期だから大家族であることを内心恥ずかしがっている。喧嘩もするけど家族仲はいい。
欠点は少し理屈っぽいところかもしれない。感情がどうにもならないこともわかってる。それでも理由が欲しい。
そんなんだから初恋を決めかねている。すぐには認めない。恋を検証している。ただの興味なのか。弟と妹に対する感情に近いものか。納得したい。読んでくれた人には「絶対に花茶屋のことが好きだろ!」と思ってもらいたい。頭がいいのに変なの。ロマンチストなのかも。
この先、もし、万が一、花茶屋との縁が途切れても高砂とは友達でい続けるだろうな。数年会ってなくても先週会ったばかりみたいに話せると思う。

金魚モチーフ。金魚といったら赤。そこから大きく外れた印象ということでイメージカラーは補色の緑。スイミーになれずに弾かれた。
後で調べたら実際に長年かけて品種改良で生み出された緑の金魚がいることを知った。さか…クンも金魚は「愛されるために産まれたお魚」と言っていた。本当は特別な子だったかも。柴又にとっては最初からそう。
柴又のように優秀にも、高砂のように自由にもなれないので「平均」になって「普通」に溶け込みたかった。
恋愛に憧れはない。物語のジャンル扱い。自分には縁がないと思ってる。
やっぱり女子の涙を男子に見せたくないので泣きそうで泣かせないようにしている。意外とタフだ。

技術は地球よりすごいのに娯楽の少ないところから来た。彼の挨拶に星も植物も応えてくれる。
色んな種類の蟻モチーフ。力持ち。
中二にしては幼い容姿で男子にも女子にも見える。きっと今だけ。
好奇心旺盛。無邪気な子供。とても朗らか。「喜怒哀楽」の「怒」を滅多に出さない。本人は気づいていないけど、洪水で友人が亡くなった時も憤っていた。
柴又と花茶屋には友愛100%で近づいている。ただ単にこの二人と友達になりたい。宇宙に連れていきたい。
恋も知らないので理解したいけど優先度は低い。ある日突然「恋愛、してみよう!」と思い立つかもしれない。

アットアワードラマクラブ

ストーリー

ラブストーリー以外を作りたくて書き始めた。途中で恋愛要素が恋しくなったけどこの三人は恋愛関係にならない。なれない。
演劇のことは何もわからないので全部想像。こんなのありえないよってこともあるでしょう。大目に見てください。
音楽も詳しくないので進藤の音楽性なんかも描けてない。
三人が高校を卒業した後に『情熱冷めるまで』の三郷が入学・入部する。彼らのロミジュリを観ている。
清水と進藤のキャラデザ考えている頃にSNSでたれ眉ツリ目とツリ眉たれ目が話題になっていたので取り入れた。里中は標準的な顔立ち。
三人の一学年上の人たちがぐだぐだだったのは、自分たちの代で部を少しゆるくしたかったから。器用じゃないので加減ができない。優秀な後輩たちとの関係に亀裂が生じた。

演劇部の誰よりもうまくて才能はあるけど天才というわけではない。楽しくやってるのがにじみ出てそれが魅力になる演技をする。
中一のクラブ紹介で演劇部にかわいい先輩がいたから入部した。その後、手伝いを一度だけ頼まれたテニス部の副部長だったと知る。部員が少ない上に男子だったのでものすごく歓迎されてしまって辞めるとは言えず三年間所属することになる。
楽しかったから高校でも演劇部に入るけど、思ってたのと違ったので里中がいなかったら途中で辞めていたかもしれない。本当に留年や除籍になっていた可能性もある。
にぎやかな人物だが一人でいるとすんと静かにしてる。どうした?体調悪い?と尋ねられると元気よく元気だと答える。
女の子大好き。進藤は怖いけど美人だとは思ってる。まだ特定の誰かに恋をしたことはない。
名付けた後に汚れ知らずのような名前になっていたことに気付いた。

ソリスト。完璧主義者で自信家。分かりやすく周りを見下したりはしない。
描けていないけどきっとコンクールとかでいい成績残してると思う。
小中学生時代、合唱祭のピアノ伴奏やグループ発表に苦戦してる人から「できないなら私が代わりにやってあげる」と善意で役割を奪っていた。助けられたと感じた人もいるけど傷つけられた子もいる。
大学生になって清水なんか比にならないくらい思い通りに動いてくれない人に出会って恥をかいたり後悔したりするといい。里中はしなかったけど誰かに傲慢さを指摘されるといい。
自分のことかっこいい人間だと思ってる。かわいいって言われると照れる。
幼い頃から同じ音楽教室に通う付き合ってるのかよくわからないボーイフレンドとかいそうだけど恋愛にそこまで興味なさそうでもある。自分が好きだから。

昔から何事にも容量がいい。オンオフがはっきりしているのか真面目な面と軽い面がある。里中に親しみ持った人は「こっち側かと思ってたけど違うのかも」と思いがち。
演劇部では案外しっかり者だってことで副リーダー、副部長になった。
一方で仲良くしてたクラスメイトの一部にとっては受験生なのに部活に現を抜かしてるいけ好かないやつに映る。
里中は何かに一生懸命な人を好むのでこの同級生のことを嫌いにはなれない。むかつきはする。俺たち、頑張るって決めたことが違うんだからそれぞれの道で頑張ろうぜ。
心の底からマキューシオをやりたかった。これまでの人生で一番悔しい思いをした。最も熱い日々にもなった。
もっと早くに演劇と出会っていたらと何度も思っている。しかし幼少から観劇していた進藤、中学から演劇部に入っていた清水よりも演劇と長い付き合いになる。